2015/10/25

2015年9月5日
中国へ出張


朝5時半に、香港のホテルを出てMさんに香港空港のバス亭まで送ってもらうことにしたのですが、朝早く、バスもどのくらいかかるか良くわからないので、地下鉄と列車で香港空港へ移動することにしました。
香港空港は広く、第一ターミナルと第二ターミナルの間を列車が走っています。
どちらのターミナルかわからず、第二ターミナルに行ってみたが、ハズレ…ということで第一ターミナルまで歩きました。
バスで行っていたら、間に合わなかったかもしれない。地下鉄で移動しておいてよかったと思いました。
香港空港から上海浦東空港へ移動し、
空港では関西のメーカーさんとメーカーさんのパートナーが待っていてくれました。
今日の予定は、南通の麻専門工場と来年の企画のサンプルを指示することになっていました。
日本で100%商品が作れるのが理想ですが、I織物のMさんと私は10年後に日本の製造拠点が崩壊して無くなる場合も想定して、中国で生地などを企画することもすすめています。

私は、現在中国で生産しているレベルのものをそのまま購入するということはあまりありません。 メーカーさんとより品質の高い糸を使って新しい生地をチャレンジしてもらうよう要望することが多いです。
その為、大量生産の大規模工場とは付き合いにくいとも感じています。
(我が社も、大量に物を売る商売から今後は離脱しようとしているので)

今回の工場は麻の織物の専門工場で、40代ぐらいの職人気質の女性が社長を務めていらっしゃいました。
小さい工場で生地売りも多く、麻以外の織物はやっていないそう。

我が社の要望も聞いたうえで、いろいろとチャレンジをてくれます。
今までは3重ガーゼのリネンのタオルケットをオーダーしていましたが、
もっと細い番手で多重にできないかをお願いしました。

多重ガーゼのできる工場を知ってはいたのですが、
I織物のMさんの技術を他者へ簡単に安く売り込みをしないように頼んでもすぐに約束を破ってしまいます。
私はMさんとの約束を軽んじる行為に腹を立てていました。
ほとんどその工場はMさんの指導で大きくなったにもかかわらず、虫が良すぎると私は感じています。

Mさんのすすめで作るなら、その工場しかないと言われていたのですが、
今回その工場には見積もりの依頼はしても、サンプルのお願いはしませんでした。

私はどうしても、お互いがWIN‐WINになれないパートナーの商品を一生懸命売る気にはなれないからでした。
この気持ちは中国でも日本でも変わりません。
自分だけが良くなることしか考えていないメーカーと一緒にはやっていけません。

今回、麻の工場は織機が限られているので、この工場ではできませんが、麻の織物の知識と経験がある彼女に係ってもらえないか依頼もしました。
なぜなら、私としては2年かかろうが、3年かかろうが新しい協力し合える工場とのものづくりを望んでいるからです。
新商品開発は失敗もあれば投資もします。

すぐにコピー商品が市場に出ると、それが回収できないので、
最低3年間は売り続けたいのです。

市場に新しい商品を投入するというのは製造側からするとそれだけ大変で、
まして売れるかどうかわからないものを在庫で用意してデリバリーを間に合わせるのはもっと大変です。