2016/03/01

よい眠りのための枕選び


成人で5Kgもある人の頭を支えるため、首から頭にかけてS字形状になっています。
この形状は立った姿勢の際はベストな状態なのですが、横になると、その凹凸のある部分に余分な負荷がかかってしまいます。
ですので、最適な枕とはその頭から肩にかけての凹凸を埋めることができるものになります。
○高さ
高すぎる枕は、あごが引けた状態になり、気道が狭まり、いびきや睡眠時無呼吸症の原因になります。逆に低すぎる枕は、首に隙間が空き、首筋の痛みや肩こりにつながります。また、頭に血が上るため、寝入りも悪くなります。理想の枕の高さは、横になったとき、顔のラインとベットのラインがほぼ平行になることです。
もし違和感がある場合は、中材を抜いたり、枕の下にタオルを敷いたりして調整するだけでも違ってきます。
○大きさと形状
枕が小さすぎると、寝返りしたときに枕から頭が落ちてしまったり、枕の位置が移動してしまったりと寝づらくなります。日本人の平均的な肩幅は、男性39〜40?、女性36〜37?程度と言われています。
そこから考えると、枕の幅は55〜60?、奥行きは35〜40?程度は必要と言えます。また、人は睡眠中コップ約1杯分の汗をかきますので、寝返りによって背中の換気を行うと同時に、同じ面に体重がかかり続けないようにして、血流を促進しているため、どんな人でも一晩で平均20回程度寝返りをしています。
高さについては、横向きになったときに、片肩幅分の高さであることが理想です。最近は、中央部がくぼんでいて、両サイドが盛り上がっているタイプもよく目にするようになりました。
これは、寝返りで横向きになったときにも肩に負担がかからないよう設計されたものです。
このような寝返りを計算に入れて設計された枕の寝心地は格別です。寝ている途中に身体が痛くて途中で起きてしまうということも少なくなるはずです。