2016/05/02

どうして夢を見るの?


私たちは日中の生活の中で様々な体験をし、様々な情報を脳で認識しています。
そして、無意識にその膨大な情報の中から、必要な情報を取り出し、組み合わせてその時最適と考える方法を見つけ出しています。それは、毎日の「睡眠」によって可能になっているのです。
睡眠には、眠りの深い「ノンレム睡眠」と眠りの浅い「レム睡眠」の二種類が存在します。
ノンレム睡眠では、脳も体も休むことができますが、レム睡眠は脳は活動を続けており、「記憶の整理」を行っています。日中、脳に入ってきた様々な情報を分類・整理し大事なものは、必要なときにすぐ取り出せるようにしっかりと保管されているのです。
二つの睡眠は、約90分感の睡眠周期で繰り返され、睡眠前半はノンレム睡眠が長く、後半に近づくにつれてレム睡眠が長くなっていきます。つまり、睡眠時間が短いと、脳を休めること(ノンレム睡眠)に多くの時間を使い、大事な記憶の整理(レム睡眠)を行う時間が短くなってしまうのです。
起きている間に意識的に行う頭の整理だけでなく、レム睡眠中の無意識下での情報整理も重要です。そして、ほとんどの「夢」はこの記憶の整理が行われるレム睡眠時に見ています。
記憶を整理するときに、過去の記憶や考え、欲望などを組み合わせながら整理され、夢にも結び付いているのではと考えられます。