2015/05/20

独自製法のキャメルハイパイル


キャメルアイテムの中で、一番らくだの毛の感触をそのまま残した生地がキャメルハイパイル商品です。

私もらくだに乗ったことがありますので、あの感触はらくだに包まれてる感覚と思ってもらってもいいと思っています。
(それも柔らかい毛のみで)

キャメルハイパイル商品は糸を編んだり、織ったりして製造されたものではありません。 キャメル綿そのものをスライバー織機で生地基に植え込み(貼り付ける)その毛並みを揃え、毛先をきれいにカットして揃えキャメルの毛足を整えた生地です。

キャメルハイパイル敷毛布

しかもキャメル綿そのままを使用しているため、キャメル100%です。あの感触は獣毛の暖かさ、気持ち良さをそのまま残し、最高級の感触を堪能することができます。

但し、原料を贅沢に使用するので、それに伴い価格も高くなります。
やはり最高級品です。

たとえば、ベビーのキャメルが早く放牧中に死んでしまった時、皮とその毛をなめして毛皮を利用するような感覚です。
それを機械を使って再現している感覚に近いです。但し、その場合表面は硬い毛のまま使用しなければならないですが、ハイパイルは一番中にある柔らかい毛のみが外側に生えている感触となる。
キャメルハイパイルはまさに寒い冬の真っ只中でしか売れません。

おそらく1年の中で実際に物が動くのは12月と1月だけではないでしょうか?
最近は暖冬が続いていることもあり、もっと短くなっているのではないでしょうか?

しかしながら、この短い期間に日本中で圧倒的に商品を動かすのです。
だから、大量の製品をそれまでに準備し、デリバリーをしなければなりません。

私から見ると神業です。
キャメル綿はカシミヤやヤクに並び、獣毛原料の中では高級品です。
そのキャメルの特に柔らかい綿だけを圧倒的な物量の為に、ストックし、物流し、原料を残してはならないのです。

生地の生産時は、B品は絶対に作れないし、間に合わせなければなりません。
相当の技量と経験がないと、こんなことは不可能です。さらにA社長はキャメルは全体量の3分の1以下のアイテムです、圧倒的にメリノウールを生産しています。

メリノウールも同じシーズンに動かすアイテムなので、原料の準備、買い付けのリスクを考えると凄いとしか言いようがありません。
だから、ここでしかできない・・・つづく