2015/06/17

キャメル5本指靴下は幡豆で生産


キャメル5本指靴下は、三河産地のガラ紡からの歴史を汲んで現在に至っています。
現在生産しているメリヤスメーカーさんは数少ない元気なメーカーです。

主力の生産商品は手袋で、この地域にあるトヨタ自動車の関連工場の為、その工場ごとの作業用手袋を大量に生産しているそうです。
トヨタ自動車が世界トップメーカーであり、国産での製造にこだわり続けている限り、メリヤスメーカーさんも安泰なのではないだろうか?

ですので、5本指靴下が主力のメーカーではありません。
しかしながら、手袋生産ではない他の開発商品に現在は力を入れています。
その製造の責任者は社長ではなく、娘さんです。

5本指靴下は横編みであり、機械も小柄ながら、丁寧に作ってくれます。
繊維メーカーの多くは昭和初期の織機をそのまま修理を繰り返しながら、古い機械を使い続けているメーカーが多い中、このメリヤスメーカーさんは、最新の機械設備を投資し、新しい商品開発を常に行うことができる貴重なメーカーと言えます。

実際の製造工程を説明してもらい、精工な織機による編み立てがよくできていると感じました。
特に、靴下のかかとの部分を編みたてる織機への計算数字を入れることは今でこそ、正確にできるが、昔にはかかとの部分ができず、軍手や手袋から靴下へ製造を転嫁させるのは至難の業だったと想像できました。

但し、縫製技術はやはり職人さんの手作業なので、ここでも日本メーカーの力が発揮されています。
乾燥機で仕上げた後は、1足ずつ大きさや商品のチェックが入り、これも職人さんの手作業です。

この5本指靴下1,400円で販売しているのだが、工程をひとつづつ説明されると、靴下はもっと価値があるものでなないか?と思ってしまいます。
だから輸入品の3足1,000円の靴下はやはり途上国の人件費の安さが反映しているのだと。